2.2.17

For PEGY

現在東京のストリートシーンを世界へ発信し、その甲斐あって海外ライダーとのコネクションを多く持つ"ホリエグミ"の一員PEGY。
彼が最近SNSに嬉しい記事を書いていたので自分もここで久々のエントリー。
彼との出会いは彼がまだ10代の頃。当時の自分が悪いのか、あまり喋りかけて来てくれるタイプでは無かった物静かな髪の毛多い子。彼と2人きりで乗ったりはしていなかったが、セイハやマコツ、ロイなど若手と一緒に動く事もしばしばあった。僕とマコツが密に行動し、毎度の事ながら飲み明かしていた時期。トンネルは盛り上がった。
次第に彼が撮影能力や編集技術の高さ、イメージの交換がお互い容易に理解し合える仲になっていった。
当時から自分のスポンサーなど、受け入れてくれる所があれば彼を売り込んだつもりだった。ライディングはもちろんだが、容姿や映像技術、言語と言った自分には無い多くのプラス要素を彼は持っていたからだ。しかし、唯一同じスポンサーになれたのが今はもう日本では展開していないがQUINTINというアパレルブランドであった。QUINTINの短編CMシリーズは彼が撮影編集をしてくれていた。ライディングをメインに置いた編集から、イメージ先行のCM等幅広く展開してくれていた。自分の映像に関しては曲選びをしてからイメージを一緒に意見を出し合った。アパレルブランドという事で多くの人達にBMXが見てもらえるチャンスであったから。ライディングよりもイメージを先行し今までに中々無かったCMが出来上がり高い評価を多方面から頂いた。
そんな彼とはどーしてもチームライダーでありたかった。Aliveを立ち上げるにあたり、まず僕が声を掛けたのは彼だった。それは、自分の大好きだった当時の新宿というカルチャーを知り、共に行動してきてくれた事をこれからも語り継いで行ってくれるであろう人間だと思っていたから。代理店ライダーにならず、直接出会って物にしてこい!と思っていた彼がNYCのANIMALライダーになってくれた事や、海外メディアクルーやライダーとの交流等、第一線から離れた自分にも聞こえてくるのは嬉しい限り。彼には必ずそー言った時が来ると思っていた。
そんなPEGYが我々のファミリーとしてAliveIndustryのライダーである事を誇りに思っている。