25.5.14

Culture

自分の中でBMXはスポーツではない。遊び道具。当然スポーツと認識され、スケートパーク等で準備体操して爽やかな汗を流すといったライダーも多いし、その方が好印象だろう。少なからずそーいったシーンを目の当たりにしてBMXを始めたい!と思った人の方が多いのも事実だろうと思う。
しかしながら、自分的にはストリートカルチャーとは掛け離れている。むしろ地べたに座って酒を飲んでるだけもカルチャーでもなんでもない。そーいった、にわかなストリートカルチャーファンも多く伺える。自分は何なんだ?と言われてもわからない。普通にチャリンコ乗って、飲んでるだけ。ストリートカルチャーとも思っていない。うちらがやってきた事がカルチャーになるのは分かるが、自分ではカルチャーとも思っていない。他人から見られて、カルチャーってなっていくんだと思う。当然、良い家庭で良い子に育ってきた人達には理解出来ない行為なのだろうが、うちらにはごく自然な事だった。
あいつら愛想悪いし、夜な夜な地べたに座り込んで酒飲んで怖い感じだし、って思われるのは当たり前。だけどそれがカッコイイと思ってやってるのと、何とも思わずにやってるのでは話が違う。
そもそも非日常な刺激が感じられたからハマったわけで。流行りなんかでハマったのとはちと訳が違う。流行りからハマってちゃんと乗ってる人も居るけど、流行りと共に消えて行く人達も多い。かっこいいカルチャーなんてもんは自分らでは作れない。一般人から白い目で見られて、敵対されて、自然と『あーゆー奴らが多くて困る。』あーゆー奴ら。って事がカルチャーの始まりなんだと思う。社会的に見て誰もが堕落組と思われそうな奴ら。しっかり仕事もしてるけど、自分らの思う、楽しい事に本気になり過ぎて周りからの意見も聞けない位。警察の世話になっても辞めると思えない。認めてもらえるわけなんてない。そこの狭間でやり通してる、あーゆー奴ら。それがカルチャーってもんなのかな。

9.5.14

UNKNOWN

かなり久々にツアーという物に同行した。仲間内の旅的なものではなく、みっちりとスケジュール管理されたもの。
ツアー前一ヶ月近く乗れていなかったのもあるが、日のあるうちに全然撮影が出来なかった。当然海外ライダーが優先だけれども、はっきりいって全然想像力が沸かないのも事実。一週間も仕事を休むのも中々ないことなので、せっかくだからみんなとは別行動で夜な夜なストリートを回ってみた。僕にはこっちのがあってるのかななんて思ったり。当ても無くふらついて何か目に止まったら何が出来るか考えたり。街中にあるものって大体、スポットって言えばスポットだけど...的なものが多い。それをどー使うか。そんな事を考えながら廻りをキョロキョロする。用意されたスポットに行くよりも、フラフラひたすら漕ぐ。これがやっぱ楽しいなと再確認した、一週間だった。
でももちろん有名スポットでもやはり残せなきゃダメだなとも実感。もっともっと乗り込んで廻りに追いつかないと。

17.3.14

Communication

最近、twitterやFacebook、instagram等色々なsnsツールがある。海外や離れた地にいる友達。それらと簡単に会話や近況をupできたり便利なツール。
しかし、全く知らない人間もいる。どーゆぅ人かも分からない。
やはり実際に会って話して仲良くなった人達との繋がりには敵わない。新しい出会いはあるかもしれないが。
正直sns内のみでの友達やフォロー、フォロワー会ってもいない人との記憶は無いに等しい。すいません。そんな人たちとは、はじめましては、はじめまして。
やはり気になる人には直接コンタクト取ります。どーしても仲良くなりたいと思ったら、何回でも、返信なくても撃ち続けます。
そんな事を繰り返して、united bikeのDean HearnやT-1のJoh Richとは面識がある位までいけました。実際に会いに行きたいものです。
自分の意思を本当に伝えたい時、本当に大切なのは自分の意志。
bmxという道具を持ち、チャンスは幾らでもある。それをつかめるのは人と人の繋がり。
そして自分の意志を伝えられる人。そして目を見て話す、挨拶。最終的には直接会わなければいけないのです。いくらsns上で色々言っても、直接のメッセージじゃなければ、効果は半減。人と人。原点に戻ってくるのです。ツールはツール。何かを広めたい時に使えるツール。自分ではないのです。人は道具でもない。
もっと出会い、繋がりを大切に。きっと直接会って出来た繋がりはそぅ簡単には切れません。目を見て話す、簡単な事。

8.1.14

Perfect

とにかくでかいスポット、凄いコンボトリック、難易度の高いトリックをしたからといってカッコいいわけではない。当然コンテストではそーいった面が評価されるが。
僕の思うカッコいいライダーってのは、そんなとこスポットになるんだ!とか、誰でも出来そーな技だけど完璧な完成度、スピード感、トリック中の姿勢、フェイキーの戻り、自転車の動かし方、スポットへの拘り感、全てが重なり合って、うまいなって思う気持ちから、カッコいいに変わる。それが出来てるライダーってのは大体、普通に漕いでるだけでもカッコ良く見えたりもする。オーラもあるのかな。
やはり想像できるライディングは興味がない。どんな大技でも。やる場所も重要。
映像では伝わりきらないなんてのは日常茶飯事。そんなのは一緒に乗ったメンバーだけの特権でもある。普通のカーブBOXで凄技見せられても、ふーん。て思ってしまう。皮肉に聞こえてしまうかもしれないが、上手いとカッコいいは全く別物。そこがわかる人間がどんどん増えてきたかのもしれない。

4.1.14

PRIDE


過去に日本のBMXDVDが発売された。BORED"DIG 4 FIRE"。
自分で言う程恥ずかしい事はないが、今見ても見れる内容のDVDだな、と。
まぁそれは置いといて、このDVDは制作出来て本当に良かったと思ってる。
メンバーの中のEKIちゃん、まこっちゃんとは本当毎日乗って、撮影を繰り返していた。編集&カメラマンのSWBもどんな所でも来てくれた。
新宿ライダーと言えば今ではグラインドと思われていると思うが、EKIちゃん、キシン君、まこっちゃん、森君、自分と、似てる様で全く違う乗り方。グラインドもするが、それ以外の方が多い気がする。そんな事も合って、毎回刺激を受け合って撮影が出来た。
フレンズでは当時の新宿ローカルがほぼ全員。
本当の意味であのDVDの全てが僕にとっての新宿だった。乗って、飲んで、遊んで、笑って、ダメ出ししあって。それが新宿。
あのDVDに関われて、本当に良かったと思っている。
BORED03160のBOSS、N氏から、とりあえず使ってみな、の一言から始まったサポート。ステムボルト、シャフト、ペグ、ベアリング、オイル、アパレル等沢山頂いたり、手を加えてもらった。自転車のメンテも嬉しかったが、何よりBORED03160のメンバーになれた事が、僕の誇りになった。